毛布まめ知識

毛布の“毛羽”って何?

ふんわりとした肌触りのもとである毛羽。三井の毛布はすべて、起毛師と呼ばれる職人が繊維の端を少しずつ丹念に引き出すことで毛羽を作っています。繊維を断ち切ることなく、適度な毛羽を立たせるためには高度な技術が必要です。

毛布は厚いほど暖かいの?

厚み=暖かさ、とは限りません。素材の特長や質によって暖かさは変わります。また、ぬくもりを保つためには湿気も重要な要素。いくら保温性が高くても湿気が布団内に結露すると汗冷えのような状態になり、暖かさが損なわれます。

毛布は羽毛布団の上?それとも下?

お好みでお使いいただいて問題はございません。ただ、湿気を吸って暖かさを保つ天然繊維の毛布は羽毛布団の下、肌側にお使いいただくのがお勧めです。

毛布は家で洗っていいの?

ウォッシャブル表示のある毛布以外はドライクリーニングをお勧めします。天然繊維のウォッシャブル毛布の製造も三井毛織の得意分野のひとつ。塩素などの薬剤を使わず、豊かな風合いと洗える清潔性をお楽しみいただけます。

毛布の街・泉大津って?

国産毛布の9割以上が大阪の泉大津で作られています。天保13年の記録によると、泉大津は日本のマニュファクチュア(工場制手工業)発祥の地のひとつだそうです。そこに根付くパイオニア精神こそ、世界でも先進的な毛布産地として発展し続ける原動力かもしれません。